マイホームを選ぶうえで最も大切なことは、住みたい家を明確にすることです。
どんな家に住めばより良い暮らしができるのか。こだわるポイントを書き出して、住みたい家の条件をに優先順位を付けます。住宅購入で後悔しないためには、優先順位の高い条件をより多くクリアする物件を選ぶ必要があります。
購入目的が明確にならないと、せっかく良い物件に出会っても判断ができずに逃してしまうことになりかねません。
自分にとって理想のマイホームとは、どういう条件を備えている家なのか?ポイントを整理して購入目的を明確にすることが、マイホーム選びで最優先で取り組むべきことです。
では具体的にどんなチェックポイントがあるのでしょうか。
おさえておきたいポイントは様々ですが、特に大事なのは立地と周辺環境です。立地と周辺環境は変えることができないので、念入りにチェックしておくべきでしょう。
間取りを考えるには、10年、20年先の生活を考えることが大事です。将来の家族のライフスタイルがどのように変わっていくのかを想像して、間取りを選ぶ必要があります。ライフスタイルの変化を想像しながら、住みやすい間取りを考えましょう。
以下購入条件の参考にしてください。
長く安心して済むために建物の耐久性も確認しましょう。また地盤の状態も調べる必要があります。といっても自分で判断できることではないので、しっかりとした専門機関を利用することが大事です。
2000年施行の住宅品質確保促進法によって、すべての新築住宅は10年間保証されています。住宅の基本構造部分(柱や梁など住宅の構造耐力上主要な部分、雨水の浸入を防止する部分)に関して、完成引き渡し後から10年間になんらかの瑕疵(欠陥)が見つかった場合、工務店や不動産業者に対して、無料補修などが義務づけられています。
ただし施工業者が倒産した場合は交渉ができません。そのようなリスクを減らすためにチェックしたいのが、住宅保証機構などの保証(保険)です。保証がされていれば、万一業者が倒産しても保証機構などが性能保証を引き継いでくれます。